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これがスマホで1Gbpsオーバー「5G」の使い道、VRを使った次世代コミュニケーションをauが訴求:TGS 2016

2016-09-17 10:00:00

千葉市・幕張メッセで18日まで開催中の東京ゲームショウ2016より。KDDIは、複数人で同じ仮想空間に同時没入できるVR「Linked-door loves Space Channel 5」をVIVEブースで出展しています。「VRを使った次世代のコミュニケーション」というコンセプトで、数Gbpsオーバーとなる5G(第5世代移動通信)のスループットの活用先の1つとしても想定します。

「Linked-door loves Space Channel 5」は、複数人で仮想空間に没入できるVRコンテンツです。今回の出展では、同じVR空間内に没入している相手と、声や動きを使ったさまざまなコミュニケーションが行えます。例えばプールサイドで相手とダーツを楽しんだり、グラスを手に取って乾杯するといった”リア充体験”が可能。また、セガが15年前に発売して大人気となった、ダンスと音楽を題材にしたゲーム「スペースチャンネル5」のVRデモ版も収録し、仮想空間内でダンスを楽しめます。

またHTC Viveのヘッドセットの集音機能を使い、同時に没入している相手と、まるで現実世界にいるように話しかけたり、仮想空間内で電話をかける、電話を出るといった要素を搭載。また浜辺、ビーチサイドといった各VR空間は、空間に設置されたドアによって行き来することができます。



実際に体験してみると、複数人で同じVR空間に没入して、相手と乾杯する、ダーツを投げるといった感覚は非常に新鮮。家で1人でいても、遠隔の友だちとこうしてVR空間でコミュニケーションできると、1人の寂しさを十分に紛らわすことができると感じます。

5G時代のコミュニケーションはVRに?

今回、「Linked-door loves Space Channel 5」で複数人でVR空間に入れるコンセプトを提示したことで、企業からB2Bの引き合いが増えているとのこと。東京ゲームショウでは、ビーチサイドでダーツをするなど”リア充的”な内容でしたが、複数人でVR空間に同時没入できることはさまざまな応用が考えられ、例えば、北海道と東京で離れ離れになった2人が、仮想空間内で一緒に買い物をするといった、ECへの応用なども想定しているとKDDIの広報担当者は話します。

また現状はVR体験に、HTC Viveといった大掛かりなVRマシンが必要ですが、将来はモバイルVRが主流になると想定しているとのこと。このため、2010年代末には1Gbpsを超え、2020年までに数Gbpsに達すると見られる次世代移動通信 5G の大容量スループットの活用先のひとつとしても想定しているそうです。